先月3月6日に松戸歯学部教授の林一彦先生による、ペット業界に従事する人のための「犬(猫)の口腔ケア大全」に参加させて頂きました。
昨今、日本ではペットはブームというより家族の一員という考え方が多いように思います。
そんな中、我々歯科技工士にとって何かできないかと模索中に、今回の講義を知り合いの方からお誘い頂きました。
驚いたことに、人間の口腔ケア、材料、器具がとても近似していたこと、特に犬には虫歯がないという事でした。虫歯がない為、歯周病の目測が難しく視覚だけではなく臭いで診断し、場所を特定しなければならないそうです。
人間ではどのように痛いか、どのような症状が出始めたかを、会話で問診が出来ますが、犬や猫など動物たちは出来ません。
そういった難しさや大変さがあり、飼い主さんの意識向上や、ペットショップの方々の知識向上も重要ですが、弊社PACIFICでも何か出来ることはないか、検討を進めていきたいと思いました。
今後もこの様な勉強会があれば積極的に参加出来れば幸いです。
林一彦先生ご講演ありがとうございました。
画像引用:http://www.cacio.org/より